IDOL HISTORY
<女性アイドル>70年代前半は山口百恵や桜田淳子、70年代後半はキャンディーズやピンクレディーが大人気。80年代になると松田聖子、中森明菜、小泉今日子、早見優など アイドル全盛期に。80年代後半になるとおニャン子クラブに代表される素人っぽさを売りにしたアイドルがソロに転向したり、山瀬まみや井森美幸などバラドルも登場。
<男性アイドル>70年代は西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎が新御三家として人気。80年代になると田原俊彦、近藤真彦、野村義男のたのきんトリオが人気。次を追うのがシブがき隊、 少年隊や光GENJIへとつづく。お笑い番組から派生したCHA-CHA、男闘呼組やC-C-Bなどバンド系も人気だった。
<女性アイドル>J-POPが席巻していたこの頃、アイドルは冬の時代と言われていたが、TV番組の企画から誕生したモーニング娘。が人気。「卒業」してソロになるというAKB48でお馴染みの流れも このころから始まった。小室哲哉プロデュースの篠原涼子、華原朋美が大ヒットを飛ばし、中でも安室奈美恵は絶大なる人気となり、アイドルからアーティストへ。
<男性アイドル>SMAP、TOKIO、V6といった男性アイドルグループが、歌だけでなくバラエティ番組でも大活躍、Kinki Kidsや嵐を含めて歌、役者、バラエティ番組などで長く活躍することになる。 やはり、J-ROCKやJ-POPが席巻していた時代なのでアイドル冬の時代、男性アイドル人気も下火になる。
アイドルも多様化が進み、お笑いブームの影響を受けて、アイドル的人気を持つお笑いタレントも登場。声優やユーチューバーなどがアイドルとして人気になる。 ジャニーズやLDH系列グループ以外ではJO1がバラエティを中心に活躍。お笑い界からはお笑い第七世代やEXITが人気を得ている。
韓流ブームを流れで東方神起やBIGBANGが人気、2000年代後半から、KARAや少女時代が日本でも人気になる。実力派アイドルの空席を埋めるかたちでTWICEをはじめとするK-POPアイドルグループが日本に進出し K-POPの人気を受けて、韓国と日本の共同ガールズグループ、NiziUなども大人気になる。
アイドルの多様化が進んだ果てには、歌声のみで全く姿が見えないアイドル、個々の想像で理想のアイドルを作り上げるような、そんな時代が来るかも知れない。もはや人間である必要もなく、AIが作り上げるアイドルなども 出てくるかもしれない。
未来のアイドルは、SNSやオンラインゲーム、メタバースの中で活躍するようになるかも知れない。ゴーグルをセットするだけで、いつでもどこでも自分の好きなアイドルに会える。そんな時代になるかも知れない。