四天王寺

四天王寺は、推古天皇元年(593)に建立されました。今から1400年以上も前のことです。『日本書紀』の伝えるところでは、物部守屋と蘇我馬子の合戦の折り、崇仏派の蘇我氏についた聖徳太子が形勢の不利を打開するために、自ら四天王像を彫りもし、この戦いに勝利したら、四天王を安置する寺院を建立しこの世の全ての人々を救済する」と誓願され、勝利の後その誓いを果すために、建立されました。

おすすめスポット

五重塔

伽藍中心に位置する鉄骨鉄筋コンクリート造の五重塔。塔高約三七メートル、外観は法隆寺五重塔に倣い飛鳥様式を基本に、より古い形態とするが、内部は六層でらせん階段を配する。発掘成果に基づき古代寺院の姿を復元した初例で、藤島亥治郎の設計による。

本坊庭園

この庭は、中国の僧侶である善導が「散善義」で説いた「ニ河百道」のたとえ話を基に改修、造園されている。 ニ河は「水の河」と「火の河」を指しており、水の河は人生順調な時の「むさぼること」で、火の河は人生逆境の時の「怒り恨むこと」である。 このニ河は生き地獄であり、二つの河に挟まれた「百道」が極楽浄土への道とたとえている。

拝観料(現金のみ)

場所 大人 高校生・大学生 中学生・小学生 幼稚園児
中心伽藍 300 円 200 円 無料 無料
本坊庭園 300 円 200 円 200 円 無料
宝物館 500 円 300 円 無料 無料

主な祭事

七夕のゆうべ
7月7日~7月9日

天の川を模した全長27mの「笹トンネル」が人気で、3万灯のイルミネーションや吹き流しで飾った約400本の笹に、子どもたちや来場者の皆様が「夢」や「願い」を込めた短冊を結えます。
※写真引用 あべの経済新聞

篝の舞楽(かがりのぶがく)

飛鳥時代から連綿と伝わる 古典芸能「天王寺舞楽」 燃え盛る篝火の中、舞楽が繰り広げられ 夏の宵のひとときを幻想の世界へと誘います
※写真引用 日経新聞

日想観

日想観は特別な仏教行事。陽の長さから、四天王寺では春分・秋分の日に行われることが一般的ですが、もともとは浄土宗の修行のひとつ。 日想観は瞑想して心を清めるという修行なので、特にこの日に行うと決められたものでもないようです。
※写真引用 号外NET

感想

敷地内は広く自然豊かで心が和やかになりました。特に本坊庭園は自然の豊かさが神聖な場所を連想させ、とてもリラックスできました。六道から解脱し極楽浄土にたどり着いた気分になれること間違いなし!

基本情報

四天王寺

〒 543-0051
大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目
11−18

Tel 06-6771-0066


中心伽藍・庭園・宝物館

4月~9月 8:00~16:30

10月~3月 8:00~16:00

外でのお参り

いつでもお参りできます

定休日 : 無休


大阪上本町駅から徒歩20分

境内基本無料


wifi : ×


四天王寺サイト